◆ 南郷プリンス7Fがライオンズ一色に
西武は5日、2005年以来の大幅リニューアルを施したA班(一軍)の宿泊施設『日南海岸南郷プリンスホテル』7階で松坂大輔投手が宿泊している「松坂部屋」を公開した。
A班の拠点となる宮崎県日南市南郷町では、監督・コーチ・選手が『日南海岸南郷プリンスホテル』に宿泊。同ホテルは今回のキャンプインを前に、大幅リニューアルを施し、7階の客室・フロア全体がライオンズ一色となり、1階のロビーには選手たちの直筆サインが入ったベンチや選手ロッカーが設置されるなど、ファンにとって「たまらない」空間となっている。
そして、リニューアルされた7階の「ライオンズフロア」に宿泊しているひとりが、14年ぶりにライオンズに復帰した松坂大輔投手。キャンプイン前日の1月31日、部屋に入るやいなや「懐かしい。窓から見る景色は当時と一緒。内装はライオンズ一色ですね」と感慨に浸った。7階は全部で12室。各部屋には、過去の優勝シーンや優勝決定試合の集合写真などが壁に貼られているが、部屋によって、その写真は異なる。

松坂が滞在している部屋には、1982年に行われた日本シリーズ優勝時の集合写真が貼られている。「この中で分かるのは東尾さんくらい」と笑いながら、「ライオンズの先輩方の姿を見ると気持ちが引き締まる。この部屋を拠点として、このキャンプを充実したものにしていきたい」と決意を新たにした。
チームは2月19日のキャンプ打ち上げまで日南海岸南郷プリンスホテルに滞在。2月22日(土)にはライオンズによる貸し切りの期間が終了し、松坂が宿泊している7階のライオンズルームを含めた全客室が一般の方も利用可能になる。なお、西武のファンクラブ会員限定の宿泊プランもあり、会員証を提示すれば割引が適用されるサービスもあるという。
