3月中旬に渡米、WBC予選に出場へ
日本ハムは10日、育成選手の高山優希投手(21)がフィリピン代表に選出されたことを発表した。
高山は大阪桐蔭高の出身。2016年のドラフト5位で日本ハムに加入も、過去3年で一軍登板はなし。今季からは育成契約となっていた。
それでも、ファームでは順調に経験を積んでおり、昨季もリリーフとして30試合に登板。二軍での通算成績は72試合に登板して5勝6敗、防御率6.25となっている。
そんな今後の飛躍に期待がかかる左腕に、この度フィリピン野球協会から声がかかった。
高山は日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれたハーフで、その内容は3月20日(金)からアリゾナで開かれる「第5回 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選」への出場要請だった。
3月20日(金)といえば、日本ではちょうど一軍の開幕戦にあたる日だが、高山は3月の中旬ごろからチームを離れ、25日(水)まで行われるWBC予選に出場する予定だという。本人も前向きで、「この経験をきっかけにして、今シーズンのパフォーマンス向上へとつなげていきたい」と意気込みを語っている。
▼ 高山優希・コメント
フィリピン代表のオファーをいただき、大変光栄に思います。
自分の力を精一杯出し切り、チームに貢献できるように頑張ります。
この経験をきっかけにして、今シーズンのパフォーマンス向上へとつなげていきたいです。