ロッテ・石崎剛[撮影日=2020年2月6日]

◆ ストレートは?

 昨季、シーズン途中に高野圭佑との交換トレードでロッテに入団するも、2試合の登板にとどまった石崎剛。昨季を振り返ると、即戦力のリリーフとして期待を受けて入団したが、クライマックス・シリーズ進出を争う8月、9月はファームで過ごし、大事な時期にチームの力になれなかった。今季こそ、結果を残したいという思いは強いだろう。

 シーズンが終わり、秋季キャンプのときには、「球速がいいときに比べて3キロ、4キロも遅い」と課題点を挙げ、「そこを戻すのではなく、それを超えていきたいのがある。そこにどれだけ近づけるかというところを潰していけたらいいかなと思います」と話していた。

 春季キャンプのときにストレートについて話を聞くと、「いい感じに来ていると思いますし、投げている感覚ではいいのかなというのはありますね」と手応えを掴んでいるようだ。

 具体的に「リリースポイントの位置があっていたり、腕を振ったときの見える球筋がすごくいいのかな」と挙げた。ブルペンでの投球練習を見ても、力強いストレートを投げ込んでいるように見えた。

 13日に石垣島の一軍春季キャンプが終了し、14日から実戦がスタート。ここまで実戦に3試合に登板、3イニングを投げて、無失点に抑えている。14日の広島、18日の巨人との練習試合では走者を出したが、23日に行われた西武との練習試合では、3-8の9回からマウンドに上がり、先頭の鈴木将平を右飛、続く愛斗を三ゴロ、最後は斎藤誠人を空振り三振と、きっちり三者凡退に打ち取った。

◆ マリーンズのリリーフ事情

 マリーンズのリリーフ陣は昨季、守護神の益田直也につなぐ、セットアッパーを固定できず、イニング別の失点では8回がもっとも多かった。今オフは楽天からハーマン、広島のリーグ3連覇に大きく貢献したジャクソンと日本で実績のあるリリーフを補強。

 さらに、昨季益田に次ぐ58試合に登板した東條大樹、左のチェン・グァンユウ、鈴木大地の人的補償で加入した小野郁、ベテランの田中靖洋、2年目の東妻勇輔と一軍の枠を争うリリーフのライバルが多い。

 「1年間一軍にいることが目標。そこ(開幕一軍)をクリアすることができれば、自ずと結果は付いてくると思うので、そこかなと思います」と石崎。

 練習試合、オープン戦で結果を残し続けることで、開幕一軍も見えてくる。そのためにも、与えられたチャンスをしっかりモノにしていきたい。

取材・文=岩下雄太

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