西武・平良海馬

◆ 決め球の制球に苦しみ…

 西武の平良海馬投手(20)が27日、宮崎市のアイビースタジアムで行われている『球春みやざきベースボールゲームズ』のソフトバンク戦に先発登板。先発転向へアピールを見せたいところだったが、3回を投げて6つの四球を与えるなど制球に苦しみ、5失点を喫した。

 平良は八重山商工高から2017年のドラフト4位でプロ入りした高卒3年目の右腕。173センチと小柄ながら体重は100キロとパワーを秘めた体躯を持ち、繰り出される速球の最速は158キロを誇る。プロ2年目の昨季一軍デビューを果たすと、その威力抜群の真っすぐを武器にリリーフの一角へ定着。26試合の登板で防御率3.38という成績を残しただけでなく、終盤戦では重要な場面での登場も目立ち、6つのホールドを記録して見せるなど、チームの逆転優勝に大きく貢献した。

 今季は開幕からの活躍に期待がかかるなか、本人の希望もあって先発としての調整を敢行。21日に行われた四国IL・高知との練習試合では先発して3回無失点の好投を見せるなど、新たな持ち場で首脳陣にアピールを見せている。

 ところが、この日は一転して苦しいマウンドに。初回はかんたんに二死を奪いながら今宮健太に安打を許すと、連続四球で満塁のピンチ。ここは後続を斬って切り抜けるものの、この後もボール先行の投球に加え、特に追い込んでから勝負球の制球が決まらないシーンが目立つ。

 2回は二死までこぎつけながらも周東佑京に適時打を浴びて先制を許すと、味方に追いついてもらった直後の3回には先頭から二者連続の四球でピンチを招き、甲斐拓也に適時打を許してあっさりと勝ち越し点を献上。二死とした後も四球を挟んで牧原大成にライトへの適時打、また四球を挟んで周東に2点適時打と、最後まで修正が効かなかった。

 結局、この日は3回を投げて球数は83、被安打6に四球も6つで5失点。結果・内容とも苦しいものとなり、首脳陣にアピールすることはできなかった。

文=尾崎直也

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ベースボールキング編集部

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