ロッテの永野将司が28日、ロッテ浦和球場のブルペンで投球練習を行った。
石垣島の春季キャンプは浦和残留だった永野は、27日からロッテ浦和球場でのファーム全体練習に参加。28日はブルペンに入り、捕手を座らせて、ストレート、カーブ、ツーシームなどを投げ込んだ。
本人は「投げた感覚としては、全然良くなかった」と振り返ったが、永野の投球練習を見守った小野晋吾二軍投手コーチは「現状、どれだけの状態か確認したかった。思ったより投げられている」と評価した。
この日、印象に残ったのがカーブ。永野にカーブについて話を聞くと、「カーブは1個カウントが取れる変化球。キャッチボールでも練習してきたので、良かった」と手応えを掴んでいる様子。
昨年の10月から投げ始めているツーシームも、「落ち気味で2、30センチ落ちていると言われている。それを落ちる系です」と落ちる変化球を昨季まで投げていたフォークではなく、スピードがあって落差のあるツーシームにしていくとの考えを示した。
また、昨シーズン終了直後に「体重を増やしすぎてキレがなくなったのかわからないですけど、納得のいくシーズンではありませんでした」と話し、フェニックス・リーグから体重を減らし、自主トレの時点では体重を昨季一番重かった90.5キロから81キロまで絞った。体重を落としたことで、「キャッチボールした感じは良いですよ。腰のキレも体の回転も良い」とのことだ。
一軍の左のリリーフがやや手薄。プロ3年目の今季こそ、150キロを超えるストレートを投げることのできる永野が一軍に定着することができれば、チームにとっても大きい。まずは、ファームでアピールしていきたいところだ。
取材・文=岩下雄太
石垣島の春季キャンプは浦和残留だった永野は、27日からロッテ浦和球場でのファーム全体練習に参加。28日はブルペンに入り、捕手を座らせて、ストレート、カーブ、ツーシームなどを投げ込んだ。
本人は「投げた感覚としては、全然良くなかった」と振り返ったが、永野の投球練習を見守った小野晋吾二軍投手コーチは「現状、どれだけの状態か確認したかった。思ったより投げられている」と評価した。
この日、印象に残ったのがカーブ。永野にカーブについて話を聞くと、「カーブは1個カウントが取れる変化球。キャッチボールでも練習してきたので、良かった」と手応えを掴んでいる様子。
昨年の10月から投げ始めているツーシームも、「落ち気味で2、30センチ落ちていると言われている。それを落ちる系です」と落ちる変化球を昨季まで投げていたフォークではなく、スピードがあって落差のあるツーシームにしていくとの考えを示した。
また、昨シーズン終了直後に「体重を増やしすぎてキレがなくなったのかわからないですけど、納得のいくシーズンではありませんでした」と話し、フェニックス・リーグから体重を減らし、自主トレの時点では体重を昨季一番重かった90.5キロから81キロまで絞った。体重を落としたことで、「キャッチボールした感じは良いですよ。腰のキレも体の回転も良い」とのことだ。
一軍の左のリリーフがやや手薄。プロ3年目の今季こそ、150キロを超えるストレートを投げることのできる永野が一軍に定着することができれば、チームにとっても大きい。まずは、ファームでアピールしていきたいところだ。
取材・文=岩下雄太