2020.03.03 13:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 4 | 終了 | 2 | 横浜DeNAベイスターズ |
静岡 |
先発候補の右腕はアピールならず
DeNAの新外国人選手、マイケル・ピープルズ投手とタイラー・オースティン選手が3日、静岡で行われたオープン戦の楽天戦(静岡)に揃って出場。先発登板を果たしたピープルズが3回を投げて3失点と精彩を欠いた一方で、「2番・右翼手」として先発したオースティンは3打数2安打と存在感を示した。
2月19日の練習試合で2回を投げて以来の実戦登板となったピープルズは初回、四球と安打で一死1・2塁のピンチを背負ったが、楽天の4番・ブラッシュ選手を遊ゴロ併殺に打ちとることに成功。しかし、続く2回に4本の単打と死球で2点を失うと、3回にはブラッシュに一発を浴びるなど、先発ローテ入りに向けてアピールすることはできなかった。
一方、打率.600(10打数6安打)、3本塁打、3打点と好調なオースティンは初回、楽天の先発・岸孝之投手が投じたボールを右中間に弾き返す二塁打で出塁し、続くソト選手の二塁打で生還。5回の第3打席では、楽天の2番手・左腕の弓削隼人投手からレフト前にヒットを放ち、代走が送られた。
一軍の外国人選手枠は最大4人。セットアッパーのエスコバーが故障で出遅れているとはいえ、ソトとロペスといった実績組に、結果を残しているオースティンの野手3人は開幕一軍が確定的。ソトやロペス同様、実績のあるパットンもいるだけに、先発候補として期待されているピープルズにとっては、限られた登板機会でどれだけアピールできるかが開幕ローテを勝ちとるためには必須となりそうだ。
▼ ピープルズの投球成績
投球回:3回(打者16人/60球)3失点
被安打:6本(被本1)
与四球:1個
▼ オースティンの打撃成績
「2番・右翼手」でスタメン出場
第1打席:右中二
第2打席:右邪飛
第3打席:左前安
───
3打数2安打1得点