開幕前にハプニング発生

　楽天の松井裕樹投手（24）が7日、中日とのオープン戦（静岡）に先発登板したが、初回に中日・ビシエドの痛烈なライナーを右手首に受け緊急降板した。

　抑えから先発へ再転向した左腕。初回、二死三塁のピンチで4番・ビシエドを迎えると、高目に浮いたチェンジアップを真芯で捉えられた。体の右側を襲うライナーにグラブを出したが、打球は右手首を直撃。コースが変わった打球を遊撃・小深田がバックアップしたが、結果は遊撃への適時内野安打となった。




　松井は顔を歪めながら、治療のため一旦ベンチへ。そのまま再登板せず、2番手として西口がマウンドに登った。ハプニングによる緊急降板。松井は2/3回で12球を投げ、3安打1失点の内容だった。