試合終了
広島
3
-3
西武
マツダスタジアム
◆ 二塁・菊池涼が好守でバックアップ
広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)が8日、西武とのオープン戦(マツダ)に先発登板。本拠地デビュー戦で5回無失点、3安打8奪三振の快投を披露し、開幕ローテーション入りを確実にした。
初回は二死から3番・森に中前打を許したものの、続く山川の打球を二塁・菊池涼が好処理。バックにも支えられ無失点スタートを切った。2回は5番・外崎、6番・中村を連続三振に仕留めたあと、続くスパンジェンバーグの打球をまたも菊池涼が好処理。3回も1番・金子侑をカーブで空振り三振に仕留めるなど、2イニング連続3者凡退で終えた。
4回は二死一、二塁のピンチを招いたが、最後は中村をチェンジアップで空振り三振。5回は3つのアウトをすべて三振で奪い計8奪三振とした。
森下は5回85球、3安打1四球無失点で降板。150キロ近い真っ直ぐを軸に、落差のあるチェンジアップ、ブレーキの効いたカーブなどを織り交ぜ、主力が並んだ西武打線を封じ込めた。
これでオープン戦は、3回1安打無失点だった3月1日の中日戦(ナゴヤドーム)に続く快投。同じく先発ローテーション入りを目指す九里、床田の不調もあり、これで森下の開幕ローテ入りは確実な状況になった。