2020.03.11 13:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 7 | 終了 | 1 | 広島東洋カープ |
横浜 |
打撃好調の広島打線を零封
DeNAの上茶谷大河投手(23)が11日、横浜スタジアムで行われた広島とのオープン戦に先発登板。今季初めての本拠地マウンドで、打撃好調の広島打線を相手に5回を投げて、5安打、無四球で無失点と好投を見せた。
初回、一死からホセ・ピレラに右中間二塁打を許していきなり得点圏に走者を背負うも、OP戦打率4割超の西川龍馬、主砲・鈴木誠也に対しては140キロ台中盤の速球勝負でともに内野フライ。4回まで毎回の5安打を許したが要所を締めてゼロを並べた。5回は田中広輔、坂倉将吾、長野久義を10球でこの日初めて三者凡退に打ち取り、計65球で降板。被安打5と奪三振0以上に「無四球」が光るテンポ良いピッチングで、開幕ローテ入りへアピールした。
ドラフト1位ルーキーとして臨んだ昨季は25試合(134回)に登板して7勝(6敗)、防御率3.96と即戦力として一定の成果を残した。しかし、2年目の今季はキャンプ中の練習試合から打ち込まれるシーンが目立ち、3月3日のファーム教育リーグ・ロッテ戦では4回6失点と不安を残す内容だった。それでもオープン戦初登板となったこの日は、一軍相手に5回ゼロ封の好投。2年連続の開幕ローテ入りへ、指揮官の目の前でアピールに成功した。