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深澤弘の2020年セ・リーグ順位分析【ショウアップナイターヒストリー】

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5年ぶり37度目のセ・リーグ優勝を決め、胴上げされる巨人・原辰徳監督=21日、横浜スタジアム(C)KyodoNews

どうなる!?セ・リーグ


 ご機嫌いかがですか、深澤弘です。先週まで、パ・リーグとか、巨人の予想をしたのですが、今回は、セントラル・リーグ全体がどうなるかということを見てみたいと思います。

 皆さんも、いろんな予想を立てて、贔屓のチームを応援すると思いますが、果たして皆さんの様子通りにいくのか――。プロ野球ペナントレースの難しいところですね。

 セントラル・リーグですが、巨人にはガルシア・パーラという外国人が入りました。去年まで、メジャーリーグで100試合以上に出場していた選手ですから、坂本、丸、岡本、パーラという打線は、結構動くと思いますので楽しみだと思います。


 DeNAは守備走塁ともに非常に重視していて、第1クールから重盗防止をやったり、重盗をしたりと、ラミレス監督が走るということを前面に出しています。筒香選手がいなくなったというニュースがほとんど出ないくらい、非常に良い戦力を持っていますね。オースティン選手の実力が本物だとすると、ソト選手、ロペス選手、外国人選手をどう使うのか、難しい所だと思いますが、その攻撃力はセントラル・リーグでは1位だと思います。

 ラミレス監督は、数字で割り出す科学的な野球をやろうとしていますが、オースティン選手、ソト選手、ロペス選手、この3人によるホームランも期待しています。おそらくDeNAは、監督が今年で最後の勝負をかけるつもりでやるのではないでしょうか。筒香選手が居なくても、今のところ大丈夫ですが、シーズンが深まると、どうでしょう。


 広島は、佐々岡新監督が『一体感』をモットーに打ち出しました。早い時期から「みんなで一体感を維持しよう」と言い続けてきました。強い時の広島っていうのは、本当に一体感がある。去年は何かで乱れたんでしょうね。佐々岡監督が、もう一回、チームの編成に乗り出しています。

 しかし、まだまだ戦力が残っている。投手を除けば、優勝できる戦力が十分あるので、ダークホースとしては面白いのではないでしょうか。菊池選手にしても、鈴木選手にしても、みんな優勝の味を知っています。これは他のチームにはないものなので、強みだと思います。

 明治大学から来た森下投手は良い投手で、広島の投手陣はちょっと枚数が欠けているので、彼が頑張れば大きいですね。それから、ジョンソンという新外国人選手もいます。佐々岡監督がどういう風な采配をするか、これも見もの。なにしろ監督1年目ですから。


 中日の与田監督というは、どちらかというと、常に精神面を重視するところがあります。今年は『心と体を操る』という事をテーマに、『みんな、良いチームワークで1年を戦おう』ということを口酸っぱく言っている。この与田監督の下では、そうそうチームワークは乱れない。非常に穏やかな監督ですからね。

 あとは、打つ・守る・勝つという部分で数字を残し、『心と体を操る』という気持ちをどういう風に、高揚させていくのか、これが問題だと思います。将来的には、高橋周平選手を中心として、根尾選手、石川選手などで、クリーンナップを作りたい。その第一歩となる1年目になるかどうか。


 ヤクルトはバレンティン選手がいなくなりました。看板選手のバレンティンが居なくなってどうなるか。それから奥川投手。松井くんの後輩ですね。奥川投手を、今年どうするのか。投げて投げられない状態ではないようですが、彼の長い将来を考えて、今年はあまり無理をさせないと思います。高津監督にとっては頭の痛いところですね。杉浦コーチなどは、そういう投手陣を援護するために、打者には遠くへ飛ばすことを意識させようとしています。ヤクルトは、まだまだ選手が若いので、そういう選手が出てきたら面白いと思います。

 後は外国人の投手ですね。毎年、ヤクルトが獲得する外国人投手は、素材は悪くないけど、結果的にあまり良くないというところで、今年はどのようなピッチングを見せてくれるのか。ヤクルトの場合、ちょっと数が足りないので、外国人がどう働くのか、バレンティンの穴をどうするのか、というのも大きな問題だと思います。


 阪神タイガースはキャンプの時に、ONEDAYキャプテンということで、全選手にキャプテンの役目を与えてキャンプの練習を行いました。矢野監督としては、一人ひとりの選手に自覚を持たせて、責任をもってチームを引っ張るという、そういう気持ちを植え付けたかったようですね。選手の自覚。これは、矢野監督の言う通り。ぜひ選手は、『なぜあんなことをキャンプでやらされたか』ということを思い直して、戦ってもらいたいと思います。

 阪神は今年も戦力不足ではないかと思うんです。例えばコーチ陣にしても、いつも同じコーチをポストを変えて回すだけで、新鮮味がない。そこに若手が入ってきて、周りにおだてられてスタープレイヤーになってしまう、というのが今までの阪神タイガースの弱い面でした。選手は自覚を持って、とにかく野手と投手がスクラムを組んで戦うようになったら、阪神タイガースはもっと、魅力のあるチームになると思いますが、如何でしょうか。


(ニッポン放送ショウアップナイター)
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