一時騒然も一塁へ駆け出し軽傷アピール
ヤクルトの嶋基宏捕手(35)が21日、神宮球場で行われている阪神との練習試合に「8番・捕手」で先発出場し、第2打席に右手首付近に死球を受けて途中交代となった。
嶋は4回、相手先発・中田賢一と相対すると、カウント3-2から頭部付近に抜けてきた速球を右手首付近に受けて転倒。避けようとした際にヘルメットが飛んだことから、担架が運び込まれるなど一時騒然となったが、嶋は苦悶の表情を見せながらも一塁へ駆け出し軽傷をアピール。一塁に到達したところで代走・古賀優大を送られ途中交代となった。
嶋は今春のオープン戦で古賀優大(11試合)、中村悠平(7試合)に次いで6試合でマスクを被っており、この日は小川泰弘とバッテリーを組んで、阪神打線を4回まで2安打、無失点に抑えていた。