開幕ローテ入りへ“本気モード”で登板も…
中日の吉見一起投手(35)が24日、巨人との練習試合(ナゴヤドーム)に先発登板。4回まで2安打無失点と好投するも、5回に5本の長単打を集中され一気に4点を失った。
初回、二死から安打を許したものの、4番・岡本を遊飛に仕留め無失点スタート。2回は5番・中島を三ゴロに退けるなどテンポよく3者凡退で終えた。3回以降も両コーナーを丁寧に突く投球で巨人打線を翻弄。4回まで2安打無失点の快投を見せた。
しかし1点リードの5回、先頭・大城に浴びた中前へのライナーを、ダイレクト捕球を試みた中堅・大島が後逸。これが三塁打となりピンチを招いた。続く7番・陽は見逃し三振に仕留めものの、8番・吉川大に同点となる適時打を右前へ。さらに一死二塁から、9番・小林に左中間突破の適時二塁打を浴び逆転を許した。
そも後も1番・松原に右中間突破の適時三塁打、途中出場・重信には右前適時打を浴び一挙4失点。吉見は5回85球、7安打3奪三振4失点の内容で降板した。