ニュース 2020.03.24. 15:36

西武が小川町・越生町と連携協定を締結! フレンドリーシティ「50市町」に到達

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県内50市町に拡大


 西武は24日、小川町・越生町と新たに「連携協力に関する基本協定」を締結したことを発表した。

 地域コミュニティ活動「L-FRIENDS(エル フレンズ)」の活動の一環である「連携協力に関する基本協定」とは、お互いが持つ資源を有効に活用し、協働して事業に取り組むことを通じて、地域社会の発展や市民福祉の向上などに寄与することを目的に行うもの。西武では2015年から県内の自治体とこの取り組みを行っており、小川町は県内49市町目、越生町は50市町目のフレンドリーシティとなった。

 県内49市町目のフレンドリーシティについて、小川龍也投手は「とても親近感が湧いています。これを機に同じ“小川”として注目いただけるとうれしいです!」とコメントし、50市町目の越生町については中塚駿太投手が「僕の背番号と同じ50番目のフレンドリーシティになると聞いて縁を感じます。今回の締結を機に、僕のことを覚えていただけたらうれしいです」と歓迎のコメントを発表している。

 西武ライオンズの居郷肇社長は「ライオンズのOBが小学校に訪問して交流を深めたり、野球教室などを予定しています」と今後の活動内容を語りつつ、「球団マスコットのレオ・ライナ、公式パフォーマー・ブルーレジェンズが幼稚園・保育園などを訪問して一緒に体を動かしたり、高齢者施設でリアル野球盤を楽しむなど、町全体の活性化にご協力できれば」と展望を口にした。


▼ 小川町 松本恒夫町長・コメント

この度、株式会社西武ライオンズとスポーツ振興や青少年の健全育成に関する「連携協力に関する基本協定」を締結できましたことに心から感謝申し上げます。

小川町は、何千人もの方を全国からお招きして開催する和紙マラソン大会を始め、生涯スポーツが盛んな町です。地域においても、スポーツ愛好会やスポーツ少年団の皆さんが、活躍されております。また、往年の名選手が集う生涯野球のチームも活躍しており、老若男女がスポーツに親しんでいる町です。

そこへ、ライオンズという、輝かしい伝統と成績を残してきた球団と連携協定を結び、フレンドリーシティになるということは、小川町にとりまして誠に喜びに堪えないことであります。

この協定締結により、今まで以上に生涯スポーツの充実を図り、両者で力を合わせ、皆さんのクオリティーオブライフ(QOL)の向上や生きがいづくりの推進を図ってまいりたいと思います。

そしてそれはまさに活気に満ちた地域づくりへ繋がるものと確信しております。スポーツについて豊富な経験と知識をお持ちの西武ライオンズの力をお借りし、元気で明るく、夢のある未来を築いて参りたいと存じます。


▼ 越生町 新井雄啓町長・コメント

西武ライオンズとの連携協力に関する基本協定を締結できましたことを大変光栄に思います。

越生町では、平成28年4月29日に全国初となる「ハイキングのまち」を宣言し、ハイキングによる健康づくりと地域の活性化に取り組んでいるところです。

また、学校教育では越生中学校の野球グラウンドを含む2面のグラウンドをはじめ、充実した教育環境のもと「知・徳・体」のバランスのとれた教育を推進し、社会教育では「一芸、一スポーツ、一ボランティア」の目標のもと、生涯学習活動に積極的に取り組んでいます。

このような中、西武ライオンズのプロフェッショナルとしての専門性を活かした様々な事業は、スポーツを通じた町民の健康づくりや青少年の健全育成に加え、何よりも未来を担う子どもたちに夢と希望を与える重要な取り組みとして、大変期待しているところです。

今回の協定締結を機に、連携し、そして、協力し合い、相互の発展に寄与して行きたいと考えております。



▼ 居郷肇球団代表取締役社長・コメント

「スポーツ振興」、「青少年の健全育成」、「地域振興」というフレンドリーシティの3つの大きな柱で今後関係性を強めてまいります。 

具体的な活動内容といたしましては、ライオンズのOBが小学校に訪問して交流を深めたり、野球教室などを予定しています。
また、球団マスコットのレオ・ライナ、公式パフォーマー・ブルーレジェンズが幼稚園・保育園などを訪問して一緒に体を動かしたり、高齢者施設で一緒にリアル野球盤を楽しむなど、町全体の活性化にご協力できればと考えております。

また小・中学生、園児のみなさんを埼玉西武ライオンズ主催の公式戦にご招待します。ぜひ、たくさんのみなさまにライオンズの応援にお越しいただければと思います。



【フレンドリーシティ・一覧】
▼ 2015年
所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市

▼ 2016年
朝霞市、志木市、和光市、新座市、富士見市、ふじみ野市、三芳町、川越市、秩父市、蕨市、戸田市

▼ 2017年
東松山市、坂戸市、鶴ヶ島市、川口市、川島町、横瀬町

▼ 2018年
久喜市、桶川市、深谷市、鴻巣市、北本市、さいたま市、八潮市、蓮田市、上尾市、熊谷市、白岡市、三郷市、毛呂山町、加須市

▼ 2019年
羽生市、神川町、伊奈町、本庄市、皆野町、滑川町

▼ 2020年
小鹿野町、宮代町、吉見町、行田市、越谷市、ときがわ町、小川町、越生町

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