ロッテのチェン・グァンユウ[撮影日=2020年2月7日]

 投手には先発、ロングリリーフ、ワンポイント、セットアッパー、クローザーと様々な役割がある。先発投手が早いイニングで崩れたあと、登板することの多いロングリリーフは、セットアッパー、クローザーといった勝利に直接貢献するポジションに比べると、失礼ながらやや地味な印象だ。

 それでもビハインドで登板するロングリリーフが、試合を立て直し、その間に打線が奮起し逆転すれば、負けゲームから一転、勝ちゲームに持っていくこともできる。勢いのついた相手の打線をピタッと止め、流れを引き寄せるという意味では、セットアッパー、クローザーとは違ったリリーフの難しさのある大事なポジションといえる。

 マリーンズでいえば、昨年はチェン・グァンユウがそのポジションを担当することが多かった。昨季はシーズン自己最多の44試合に登板し、2イニング以上投げた試合は15試合。そのうち昨季先発が5回以内に降板し、2番手、3番手で登板した試合は7試合あった。

 4月4日の西武戦ではプロ初先発だった小島和哉が2回8失点で降板したあと、0-8の3回からマウンドに上がり、4回を無失点に抑えた。打線も逆転までとはいかなかったが、5回と7回と9回に2点ずつ挙げ、追い上げを見せた。チェンの好投が終盤の反撃につながったといえるだろう。

 チェンはロングリリーフで登板するうえで「リズムが大事かな。リズムよく投げたいと思います」(取材日19年4月11日)ということを心がけている。「相手の打線を止めなきゃいけないという意識はもちろん持っているけど、まず自分の持ち味を出せるようにと考えています。他の中継ぎを休めるのが自分の仕事かなと思います」という思いを持って投げている。

 昨季後半からは中村稔弥もロングリリーフを担当したが、「中村から聞かれたので、教えたよ。僕も田中靖さんに教えてもらいました」と、先輩の田中靖洋から教わったロングリリーフの心得を後輩の中村稔弥に伝えたということもあった。

 今季は昨季、課題にしていた“勝利の方程式”を固定するためジャクソン、ハーマンといった日本でも実績のある外国人を補強。野手のレアード、マーティンもおり、現状では投手のジャクソン、ハーマン、野手のレアード、マーティンに次ぐ5番手という位置付けだろう。昨年の働きぶりを見れば、チェンの存在は必要不可欠。「45試合以上投げて、チームの優勝に貢献できる選手になれるように頑張りたい」と意気込み、今季に向けては“勝利の方程式”入りへも意欲を見せる。新型コロナウイルス拡大の影響で開幕が延期となり、調整が難しいだろうが、今季もチームを救う投球を見せて欲しい。

文=岩下雄太

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