1日も早い復興を、1日も早い収束を。
ヤクルトの村上宗隆選手が14日、自身のインスタグラムを更新し、2016年4月14日に震災に見舞われた故郷・熊本への思い、そして自粛生活が続く全国の野球ファンへ向けてメッセージを綴った。
村上は「熊本地震から4年が経ちました。熊本地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます」と、修復工事が続く地元のシンボル・熊本城の写真を掲載。
続けて「熊本が少しでも早く復興できるように微力ながら協力させていただいてます。明るいニュース、元気を届けれるように僕自身頑張りたいと思います!!」と故郷へメッセージを送った。
震災当時は熊本・九州学院の2年生。ブレイクした昨年の「4月14日」はシーズン真っ只中だった。東京ドームの巨人戦に「7番・一塁」で先発出場すると、5回にチームを勝利に導く決勝弾。試合後のヒーローインタビューでは「今こうして野球ができる喜びを一打席一打席、一球一球、一試合一試合感じながら頑張りたい」と、野球ができる日々への思いを口にしていた。
そんな村上が新成人となって迎えるプロ3年目は、新型コロナウイルスの影響で開幕の無期延期が決定。制限がある環境下で調整を続けるなか、節目の「4月14日」を迎えた。
村上は熊本のみならず、全国の野球ファンに向けて「1日でも早くいつも通りの生活が取り戻せるよう、1日でも早く開幕できるように皆さん一つになりコロナウイルスに打ち勝ちましょう!」とメッセージを投稿。感染症の一日も早い収束を願い、ファンに一致団結を呼びかけている。