「耐えなければいけない時期」
安倍晋三首相は4日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言の期限を「5月6日」から「5月末」まで延長することを決定した。
この決定を受けて、西武の辻発彦監督は「一日も早く全体練習を再開できる環境になることを願うばかりですが、今は選手一人ひとりが耐えなければいけない時期だと思います。先が見えない状況ですが、チーム全員が強い気持ちをもってこの難局に臨んでいきます」と、球団を通じてコメント。
また、開幕を待ちわびるプロ野球ファンへ、「少しでも早く開幕を迎えるためには、選手もファンの皆さまも、まずは健康でいることが大事だと思いますので、ファンの皆さまも、まずはご自身の感染防止対策をしっかり行っていただき、お体を大事になさってください」と、呼びかけた。
プロ野球はシーズン開幕が白紙状態で、すでに交流戦の中止が決定。NPBの斉藤惇コミッショナーは4月23日に「連休明けぐらいには開幕日を決めたいという気持ちは強く持ってる」としていた。
西武は現在、全体練習を見合わせており、2部制等の制限を設けた自主練習期間としている。