ニュース 2020.05.24. 17:29

山岡泰輔、2年連続の大役は…? オリックスの開幕投手は“両にらみ”か

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オリックス・山岡泰輔

球春は突然に──


 「新型コロナウイルス」の問題により、シーズン開幕の見合わせ状態が続いているプロ野球界。依然として具体的な開幕日については公表されていないものの、トンネルの出口は着実に近づきつつある。

 感染拡大のペースも徐々に緩やかとなり、緊急事態宣言の解除も全国的に進んでいるなか、日本プロ野球の各球団は22日の12球団代表者会議を経て、改めて「6月中旬以降の開幕を目指す」という指針を確認。NPBの斉藤惇コミッショナーも、具体的な日程については「緊急事態宣言の解除が最低限の条件」としつつ、「解除されれば、できるだけ早い段階でスケジュール等々を皆さま方にお知らせできるのではないかと思っております」と、今後の進展に期待を寄せた。


 「6月中旬以降」という言葉を素直に信じるとすると、もうすでに開幕まで1カ月を切っている可能性もある。ふだんのカレンダーに置き換えれば、各球団が段々とキャンプ地から離れ、日本のいたるところでオープン戦が本格化してくる3月の頭くらいになるだろうか…。

 いよいよ近づきつつある開幕の日に向けて、ここでは各球団の「開幕投手」に再び注目。監督が発表していた、もしくは開幕投手に内定したことが何らかの形で報じられた投手の“ここまで”を振り返ってみたい。

 今回は、昨季パ・リーグ最下位に終わったオリックスについて取り上げる。


一度は山岡で決定も…?


 2年連続の4位フィニッシュを経て、昨季はリーグ最下位に沈んだオリックス。それでも、投手陣では続々と若い力が芽を出してきており、山本由伸は最優秀防御率、山岡泰輔は最高勝率とそれぞれタイトルも獲得。明るい話題も大いにあった。

 西村徳文監督は当初、山岡を開幕投手に据えることを明かしていたものの、開幕延期によって一旦それは白紙に。その後、開幕の曜日が金曜日であれば山岡、火曜日になれば山本、といったような“両にらみ”を示唆するコメントも伝えられている。


 山岡は2016年のドラフト1位で社会人・東京ガスからドラフト1位でオリックスに入団した右腕。1年目からローテーションに定着しながら、8勝11敗・7勝12敗と負け越してしまうシーズンが続いていたものの、昨季は13勝4敗と一気に9つの貯金を記録。3年間の通算成績でも28勝27敗と一気に逆転まで持って行った。

 今春のオープン戦でも、3試合・17イニングを投げて防御率2.12と安定した投球を披露。3月6日の巨人戦では7回を投げて3安打・無失点という快投も見せているように、2年連続の大役へ向けて良い状態を保っていた。


 チームも本拠地・京セラドーム大阪での練習が再開しており、25日からは紅白戦の予定も組まれている。やはり、注目が集まるのは山岡と山本、Wエースの状態だろう。

 首脳陣を納得させ、安心して送り出されるような姿を披露することができるか。久々の実戦から目が離せない。


▼ オリックス・ここ10シーズンの開幕投手

2010年(○)金子千尋[30試 17勝 8敗 防3.30]
2011年(-)木佐貫洋[19試 2勝 7敗 防4.60]
2012年(●)フィガロ[11試 0勝 5敗 防3.09]
2013年(-)金子千尋[29試 15勝 8敗 防2.01]
2014年(-)金子千尋[26試 16勝 5敗 防1.98]
2015年(●)ディクソン[20試 9勝 9敗 防2.48]
2016年(-)金子千尋[24試 7勝 9敗 防3.83]
2017年(-)金子千尋[27試 12勝 8敗 防3.47]
2018年(●)西 勇輝[25試 10勝13敗 防3.60]
2019年(-)山岡泰輔[26試 13勝 4敗 防3.71]

2020年(予想)山岡泰輔【2年連続2度目】


山岡泰輔



ポジション:投手
投打:右投左打
身長/体重:172センチ/68キロ
生年月日:1995年9月22日
経歴:瀬戸内高-東京ガス-オリックス
[昨季成績] 26試(170.0回) 13勝4敗 奪三154 防3.71
[通算成績] 80試(465.1回) 28勝27敗 奪三408 防3.79

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