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ミスターまで10勝、川上氏へはあと42勝…レジェンド超え近い巨人・原監督

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巨人・原辰徳監督

13年間で8度のリーグV、勝率.569!


 新型コロナウイルスの感染拡大で開幕延期が続いているプロ野球だが、最短で6月19日と言われている開幕に合わせ各チーム準備を進めている。昨季5年ぶりにセ・リーグを制した巨人は連覇がかかるシーズン。チームを指揮する原辰徳監督の通算勝利数にも注目が集まる。

 2018年10月23日、高橋由伸前監督のあとを受け自身3度目となる監督に就任。同一チームにおける3度目の監督就任は巨人史上初であり、復帰初年の2019年からさっそく77勝64敗2分けの成績でチームを5年ぶりの優勝に導いた。7月30日の広島戦(東京ドーム)では、史上13人目となる「監督通算1000勝」を達成。2019年シーズンを終え、その数は1024勝まで伸びている。

 原監督の上には、監督通算1034勝の“ミスター”こと長嶋茂雄氏、同1066勝の“打撃の神様”こと川上哲治氏が君臨している。

 球団OBでは、同1687勝の三原脩氏(巨人、西鉄、大洋など)、同1657勝の藤本定義氏(巨人、阪急、阪神など)、同1586勝の水原茂氏(巨人、東映、中日)、同1315勝の王貞治氏(巨人、ダイエー、ソフトバンク)もいるが、「巨人一筋」という括りでは、現在の原監督は川上氏、長嶋氏に次ぐ球団歴代3位。しかも、長嶋氏にあと10勝、V9へ導いた川上氏には残り42勝まで迫っており、今季中にも「巨人軍を最も多く勝利に導いた監督」になる。

 チームを指揮した過去13年間で、3度の日本一含む8度のリーグ優勝。通算勝率は.569を誇り、これは1000勝以上を挙げた名将たちの中では、鶴岡一人氏(南海)の.609、川上氏の.591、水原氏の.585に次ぐ高勝率だ。

感染症対応に尽力する都の医療現場を支援「頑張ろう東京!」


 監督14年目のシーズンはなかなか幕を開けないが、グラウンド外でもリーダーシップを発揮。4月24日、新型コロナウイルス感染症の対応に尽力する東京都内の医療現場へ選手とともに支援金を寄付し、「医療従事者に感謝と敬意を込めて贈ります。頑張ろう東京!」と力強いメッセージを送った。

 今シーズンがようやく6月19日に開幕したとしても、当面は無観客での開催。指揮官にとって節目の勝利を、G党は画面越しで見ることになるかもしれない。

 拳を突き合わせる原監督式の“グータッチ”も、接触感染予防のためしばらく封印せざるを得ない状況。前例のない難しいシーズンになるが、早く現場で全力の“グータッチ”が見られることを心待ちにしたい。
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