先発ローテの軸として期待大
ヤクルトの新外国人ガブリエル・イノーア投手(27)が9日、日本ハムとの練習試合(神宮)に先発登板。6回を投げ2安打無失点、8奪三振の快投を見せた。
初回、安打と盗塁で一死二塁のピンチを背負うも、4番・中田を空振り三振に仕留めるなど無失点スタート。2回以降はストライク先行の投球が光り3イニング連続3者凡退と波に乗った。5回はバント安打を許し4イニングぶりに走者を背負ったが、女房役・中村の盗塁阻止もあり結果3人斬り。疲れが見えた6回はボール先行の投球となったが、しっかりと投げ切りゼロを刻み続けた。
ボールを適度に動かしながら、主力を並べた日本ハム打線を翻弄。6回79球、2安打無失点、8奪三振1四球の快投でマウンドを降りた。
練習試合は5回1失点だった2日の中日戦(神宮)に続き2戦連続の好投。オープン戦でも防御率1.80をマークしており、先発ローテーションの軸として新助っ人にかかる期待は大きい。