開幕へ順調ぶりアピール
開幕ローテーション入りが確実視されているオリックスの田嶋大樹投手が13日、京セラドーム大阪で行われている阪神戦に先発登板し、5回(79球)を投げて、4奪三振、3四球、打者18人をノーヒットに抑える好投を見せた。
立ち上がりの初回、先頭の糸井に対し、厳しいコースを突きながら四球を与えるも、一死後に3番・ボーアを空三振で退け、女房役の若月が糸井の二盗を阻止。三振ゲッツーで結果的に打者3人で攻撃を断ち切る。
続く2回は一死から右翼正面の飛球をジョーンズがグラブの土手に当てて落球。不運な形で得点圏に走者を背負ったが、続く6番・陽川尚将を右飛に打ち取ると、7番・上本博紀は高めの速球で空三振。スピードガン表示は130キロ台後半も、球速以上にキレを感じさせるボールで、スコアボードにゼロを並べた。
5イニングを投げて3四球を与えるなど、三者凡退に終わったのは4回だけだったが、打者18人に対して許したヒットはゼロ。開幕へ向けて状態の良さをアピールした。