2020.06.20 14:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 1 | 終了 | 2 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
京セラD大阪 |
6年で139セーブ、今季から先発に再転向
楽天の松井裕樹投手(24)がオリックスとの開幕2戦目(京セラD大阪)に先発登板したが、毎回ピンチを招く苦しい投球で4回1失点で降板した。
初回、一死から連打を浴び一死一、三塁のピンチ。4番・ジョーンズは空振り三振に仕留めたが、二死後、5番・中川に右前適時打を浴びた。先制されなおも二死一、三塁のピンチだったが、一走・中川の盗塁を女房役・太田が阻止。追加失点は防いだ。
3回は3四球で二死満塁のピンチを背負ったが、2番・ロドリゲスを左飛斬り。3回は先頭からの連打で無死一、二塁とされたが、中川を三ゴロ併殺に仕留めるなどゼロを刻んだ。4回も安打と送りバントで得点圏に走者を背負ったが9番・後藤を空振り三振に退けたあと、1番・T-岡田は中飛。この回もピンチを脱した。
松井はピンチの連続で、4回85球、6安打3四球1失点の内容で降板。オリックス打線の拙攻にも助けられ最少失点で凌いだが、1-1の5回から2番手・酒居とスイッチし勝利投手の権利は得られなかった。
2019年にセーブ王のタイトルを獲得するなど、過去6年で139セーブを積み重ねた左腕。今季から再び先発に転向し、公式戦での先発登板は2018年10月4日の日本ハム戦(楽天生命パーク)以来だった。