2020.07.17 18:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 2 | 終了 | 10 | 埼玉西武ライオンズ |
楽天生命パーク |
郭泰源以来32年ぶり
西武のザック・ニール投手が17日の楽天戦に先発登板し、6回を投げて96球2失点で今季2勝目を挙げた。
立ち上がり、初回、2回と好調・楽天打線を三者凡退に抑えると、味方打線が今季4戦で3勝0敗という則本昂大を攻略。序盤から5点の援護を受けたが、3回裏に二死二塁から連続四球で満塁とし、3番・茂木栄五郎の二塁打で2点を失ってしまう。なおも二死二三塁で4番・浅村栄斗を迎えたが、空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けた。
4回は再びストライク成功のピッチングで三者凡退。勝利投手の権利がかかる5回には、一死後に連打で一三塁となり、2番・鈴木大地に痛烈な当たりを打たれるが、これが一塁手・山川穂高の正面を突いて併殺となり、事なきを得た。6回も二死から得点圏に走者を背負ったが要所を締め、7回以降はリリーフ陣にマウンドを譲った。
その後は、平良海馬、リード・ギャレット、宮川哲のリレーで逃げ切り、チームとしても連敗ストップで5割に復帰。勝利投手となったニールは昨季から続く連勝を「13」に伸ばし、西武の外国人投手では郭泰源(1987~1988年)が持っていた球団記録に並んだ。
来日1年目の昨季は12勝1敗の快進撃でリーグ連覇の原動力となったが、楽天戦は2戦1敗、防御率7.59と振るわず、パ・リーグ球団では唯一勝ち星のない“天敵”だった。その天敵を攻略したニールだったが、「ツーアウトから四球を出したし、納得いかないところがあった」「自分としては100%の投球ではなかった」と反省しきり。
このところ野手陣に助けられる試合が続いているが、「今日は野手が本当によく守ってくれたと思う」と語り、次戦に向けては「どんどんストライクを取る投球をしていければ」と、攻めの投球を誓った。次戦、本拠地でのロッテ戦で球団新記録を樹立できるか注目だ。
▼ ニールのここまで
<19年:17戦12勝1敗>
ロ ☆
楽 ★
楽 -
ロ -
中 ☆
日 ☆
ソ ☆
オ ☆
日 -
オ -
ロ ☆
日 ☆
日 ☆
オ ☆
ソ ☆
オ ☆
ロ ☆
<20年:5戦2勝>
日 ☆
ソ -
オ -
ロ -
楽 ☆