新球場で初白星
西武は16日、改装された本拠地・CAR3219(カーミニーク)フィールドのこけら落としとなった前日に続き、この日もイースタンリーグで巨人と対戦。常に先手を奪われる展開となったが、4-2で逆転勝利を収め、新球場での初白星を手にした。
西武は初回、先発の本田圭佑が二死二塁から4番・ウレーニャの適時打で先制を許したが、その裏に状態を上げてきた西川愛也が巨人の先発・畠世周の初球をバックスクリーン右横に運んで試合を振り出しに戻す。
3回には一死満塁から内野ゴロの間に勝ち越しを許す展開も、5回裏に一死一三塁から綱島龍生の打ち損じた当たりがレフト前に落ちて同点に。二死後、パスボールで二死二三塁となり、水口大地の詰まり気味の当たりが三遊間に転がると、一塁へヘッドスライディング。これが適時内野安打となり、西武が勝ち越した。
西武は8回にも二死満塁からワイルドピッチで加点し、新球場で初勝利。試合後、ウイニングボールをもらった松井稼頭央二軍監督は「これまでずっとビジターでしたので、ホームでしっかりと腰を据えて試合ができるということは、選手にとっても居心地がいいと思います。素晴らしい環境で練習や試合ができることになったので、これから1つ1つ勝ちを積み重ねていきたいと思います」と喜びのコメントを残した。