◆ 0-0の6回、無死一、三塁の絶好機も…
中日の勝野昌慶投手(23)が25日、阪神8回戦(ナゴヤドーム)で今季3度目となる先発登板。6回4安打無失点と好投したが、打線の援護なく今季初勝利はまたもお預けとなった。
4回2失点だった先週の阪神戦(甲子園)から中6日での登板。この日はストライク先行の投球でテンポ良くアウトを重ねスコアボードにゼロを並べた。6回は先頭の3番・サンズに左中間突破の二塁打を浴びるも、続く大山、ボーア、福留を3人斬り。粘り強く打線の援護を待った。
打線は0-0の6回、2番・大島、3番・阿部の連打で無死一、三塁の好機を作るも、4番・ビシエドは浅めの左飛。続くA.マルティネスは空振り三振、京田は一ゴロに倒れ2年目右腕に先制点をプレゼントすることはできなかった。
勝野は6回83球、4安打無失点、7奪三振2四球の成績で降板。今季初勝利とはならなかったが、過去2登板とは異なり今後に期待を持たせる内容だった。