アグレッシブな守備＆走塁も魅力

　DeNAのタイラー・オースティン外野手（28）が26日、「2番・右翼」でスタメン出場した広島戦（横浜）でスーパーキャッチと特大弾を披露した。

　まずは5回表の右翼守備。一死一塁で広島の1番・西川が放った大飛球に対し背走すると、フェンスとの距離を測りながらジャンプ一番。好捕したあと激しくフェンスに激突したが、グラブからボールをこぼさず素早く内野に返球した。このビッグプレーにファンから大きな拍手。先発の平良もグラブを叩き感謝した。

　その裏、今度はバットで魅せた。広島3番手・中田が投じた真っ直ぐを強振すると、打球はバックスクリーンへ一直線。そのまま電光掲示板を直撃する4号ソロとなり、DeNAはこの一発で6－0とリードを広げた。

　オースティンは右手人さし指を痛めた影響で13日に出場選手登録を抹消。戦列に復帰した24日の同カードから、3試合連続で「2番・右翼」で出場している。