1988年世代の2人が「1勝」目指す
日本野球機構(NPB)は30日、あす31日の予告先発投手を発表。いまだ勝ち星に恵まれていない開幕投手たちが、今季7度目の先発マウンドで初白星を目指す。
まずはセ・リーグの中日・大野雄大。開幕から2試合続けて打ち込まれたものの、以降は3試合でクオリティスタートをマークするなど、先発投手としての役割を果たしてきた。
今回対戦するのは、6月19日の開幕戦で4回9安打6失点と打ち込まれたヤクルト打線。自身のリベンジはもちろん、最下位に低迷しているチームの再浮上のためにも、意地の投球を見せたいところだろう。
そして、パ・リーグでも大野雄と同じ「1988年世代」のロッテ・石川歩が、初勝利を目指して本拠地マウンドに上がる。こちらは開幕戦で6回2安打無失点の好投を見せるも勝敗つかず、2戦目以降は各球団のエース対決で苦投が続き、ここまで0勝2敗、防御率4.42という成績。
石川は今季19失点のうち約半数の9点を1回に失っており、立ち上がりの投球が大きな課題。今回投げ合うのも楽天の開幕投手を務めたエース・則本昂大だが、まずは自身の鬼門である「1回」をゼロで突破し、チームに流れを呼び込みたい。
7月31日(金)の予告先発
【パ・リーグ】
日本ハム(有原航平)- オリックス(榊原翼)
<札幌ドーム 18時00分>
ロッテ(石川歩)- 楽天(則本昂大)
<ZOZOマリン 18時00分>
ソフトバンク(東浜巨)- 西武(ザック・ニール)
<PayPayドーム 18時00分>
【セ・リーグ】
巨人(畠世周)- 広島(森下暢仁)
<東京ドーム 18時00分>
中日(大野雄大)- ヤクルト(吉田大喜)
<ナゴヤドーム 18時00分>
阪神(青柳晃洋)- DeNA(上茶谷大河)
<甲子園 18時00分>