ニュース 2020.08.02. 17:59

西武の2年目・佐藤龍世が夏場に入って上昇中 「すぐに一軍に上がれるように…」

無断転載禁止
西武・佐藤龍世 [写真提供=埼玉西武ライオンズ]

CAR3219フィールドで躍動する若獅子たち【第3回:佐藤龍世】


 7月15日にリニューアルオープンした、西武の二軍本拠地『CAR3219フィールド』(かーみにーくふぃーるど)。すぐ隣に見えるメットライフドーム、すなわち一軍の舞台での活躍を目指し、若き獅子たちが日々経験を積んでいる。


 7月30日の日本ハム戦。CAR3219フィールドの左中間へ大きな弧を描いたのが、4番に座った2年目内野手・佐藤龍世だ。





 「ちょっとこすり気味でした。入るか不安でしたが、行ってくれてよかったです」


 ルーキーイヤーの昨季は開幕一軍入りも果たし、レギュラーが定まったチームの中で52試合に出場。8月には持ち前のパンチ力を活かしてプロ初本塁打もマークした。

 迎えた今季は開幕からファームで時間を過ごし、7月終了時点で21試合に出場。昨年積み重ねた経験からか、打席では“余裕”も垣間見え、30日の試合でも本塁打の後の打席はボール球を悠々と見送って2打席連続で四球をゲット。さらに第4打席ではレフト線への二塁打を放つなど、打てるボールをしっかりと捕らえることができている。


 28日の日本ハム戦でも3安打の固め打ち、31日の巨人戦も同じく3安打と、とにかく状態が良い。

 「ここ最近、だいぶ調子が上がってきました。監督はじめ、スタッフの方々とずっと一緒にやってきて、その成果が出てきているのかなという感じです」

 本人も手ごたえを口にしている。


「野球をしていて気持ちが良いっす!」


 6月20日のファーム開幕以降、6月は月間打率.276で本塁打はゼロとなかなかエンジンがかかってこなかった背番号31だが、それが7月は月間打率.333(51-17)で4本塁打。「調子が上がってきた」という本人の言葉を疑う余地はない。

 現状について、「暖かくなってきて、身体のキレが出てきた」という部分をまず挙げたが、つづけて「タイミングも合っていますし、振る力がついてきていると思います」と、自身の成長も実感しているところ。

 また、ファームの本拠地が新たに生まれ変わったことも大きなモチベーションになっていると言い、「球が見やすいですね。土もキレイですし、ビジョンも大きくて、なんかテンションが上がります。野球をしていて気持ちが良いっす!」と、笑顔を見せた。


 しかし、当然ながら現状には満足していない。

 2月、春のキャンプはA班でスタート。仲の良い山川穂高らとともに、陽が暮れて寒くなるまで宮崎・南郷スタジアムの室内練習場で打ち込む“練習の虫”と化していた。本来であれば、CAR3219フィールドは佐藤の居場所ではない。

 「すぐに一軍に上がれるように頑張っています。ぜひ応援よろしくお願いします」

 短く、それでいて力強い意気込みを述べ、“近くて遠い”メットライフドームを見据えた。


文=尾崎直也
(コメント提供:埼玉西武ライオンズ)

【PR】埼玉西武ライオンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

就任2年目の松井稼頭央監督は髙橋光成、今井達也、平良海馬、隅田知一郎ら充実の投手陣と足を絡めた攻撃にさらに磨きをかけ5年ぶりのリーグ制覇を目指す!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西