陰性判定のチームは遠征先の仙台へ移動
ソフトバンンクは3日、一軍におけるPCR検査の結果を発表。一軍に帯同している30代の男性チームスタッフ1名が陽性判定を受けたことを公表した。
ソフトバンクは先日、ファームで活動していた長谷川勇也選手が陽性判定となったことを受け、ファーム施設を利用していた一軍選手・スタッフを含めた一軍関係者87名(監督・コーチ9名、選手27名、スタッフ等51名)が2日にPCR検査を受検。そのうち86名は陰性だったが、スタッフ1名が「陽再検査」との判定を受け、再検査を行ったのち「陽性判定」となった。
陽性判定を受けたスタッフに関しては、発熱や味覚障害、倦怠感、息苦しさなどの症状はなく、きょうの午前中に行われたチーム練習には参加していないとのこと。現時点では、濃厚接触者の有無に関して所轄保健所の判断を待っているところだが、球団は陽性判定を受けたスタッフの就業状況を勘案し、最も業務上接触のある一軍帯同スタッフ2名を念のため自宅待機とした。
すでに陰性判定を受けた監督・コーチ、選手、スタッフは、4日から楽天生命パークで行われる楽天戦に向け、宮城県・仙台に移動。ソフトバンクの三笠杉彦取締役GMは「一軍の活動に支障はないと考えている」ことを示しつつ、最終的には「所轄の保健所、NPB、専門家チームの意見をいただいて、その指示に従う形になる」と続けた。なお、該当スタッフと長谷川選手が接触する機会はなかったとのこと。
一軍以外の監督・コーチ、選手、スタッフにおけるPCR検査の結果については、4日以降に判明する見込みとなっている。