オリジナルキャップとオレンジユニを着用
西武ライオンズは7日、子どもの虐待をなくすことを呼びかける市民運動「オレンジリボン運動」に賛同し、8月25日(火)の日本ハム戦を、「『SAVE THE HOPE』ライオンズオレンジリボン運動デー」と称して開催することを発表した。
当日は、オレンジリボンのロゴが刺繍されたオリジナルキャップと、オレンジカラーのユニフォームを監督、コーチ、選手が着用して試合に臨むほか、試合前にベンチ前に整列して、児童虐待防止に関する宣言を記載したメッセージボードを掲出。さらに今年は、西武鉄道やプリンスホテルなどのグループ会社も、オリジナルマスクの着用などで周知・啓発活動に協力する。
また、オレンジリボン運動を支援するチャリティーグッズを販売するほか、シーズン終了後には、監督、コーチ、選手が着用したキャップ、ユニフォームのチャリティーオークションも実施予定だという。
西武の源田壮亮選手は「罪もない子どもたちが、虐待を受けるという悲しいニュースを最近よく耳にします。ライオンズでは昨年からオレンジリボン運動を実施していますが、子どもたちの明るい未来を守るのは、僕たち大人であると実感しています。僕は、野球の力でがんばる親子を応援します。チーム一丸となって勝利を届けます」とコメントし、活躍を誓った。
厚生労働省の調査によると、児童相談所の児童虐待相談件数は年々増加傾向にあり、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって外出自粛や学校などが休校になったことで、虐待のリスクの高まりが懸念されている。そこで今年は「親子へのエール」をテーマに掲げてライオンズオレンジリボン運動デーを開催する。