16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA－ヤクルト戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、同中継中の『みんなの甲子園メモリーズ』で、自身の江の川高校時代のエピソードについて語った。

　谷繁氏は2年夏のときに自身初めて甲子園に出場。「2年生で中国地方ではチームで4番を打っていましたし、ある程度名前もみんなに知れ渡りつつあった。自信をもって甲子園に行って、1回戦で横浜商業と対戦して完封負けしたんですよ。僕は2三振、1併殺。相手の横浜商業の投手が同じ2年生だったんですね。レベルの高さを思い知らされました」。

　初の甲子園は苦い経験となったが、この経験がさらに谷繁氏を強くした。「このままだと、勝てないなと思って、そこをきっかけにさらに練習するようになりました。全国のレベルの高さを教えてもらった場所ですね」。3年夏の甲子園ではベスト8に進出を果たし、谷繁氏は同年のドラフト会議で大洋から1位指名を受けてプロ入りした。

（ニッポン放送ショウアップナイター）