最後の勝利は2018年8月21日
日本野球機構(NPB)は21日、あす22日の予告先発投手を発表した。
西武があすの先発に立てるのが、38歳のベテラン左腕・内海哲也。2018年オフにFA移籍した炭谷銀仁朗の人的補償として西武にやってきた元巨人のエースだが、加入初年度は度重なる故障にも悩まされて一軍登板なし。キャリアで初めての経験を経て、今季の復活にかけてきた。
利き腕にメスを入れて手術明けのシーズンとなる今季は、開幕直後からファームで状態を見ながら課題をひとつずつクリア。7月21日のロッテ戦では7回2失点の好投を見せると、翌週の登板は5失点を喫しながらも6回途中まで投げ、そこから少し間を空けて挑んだ8月9日のヤクルト戦では6回1失点と好投。一軍昇格のチャンスを掴んだ。
このままアクシデントなく一軍での登板が実現すれば、西武移籍後はじめての一軍登板。勝利を挙げれば、2018年の8月21日・DeNA戦以来、実に丸2年ぶりの白星となる。
また、通算1500奪三振の偉業も残り「4」と迫っており、こちらもあすの登板での達成に期待がかかる。セ・リーグで最多勝2度の実績を誇る左腕が、ついに踏み出す復活への第一歩。レオの背番号27から、目が離せない。
8月22日(土)の予告先発
【パ・リーグ】
日本ハム(有原航平)- 楽天(塩見貴洋)
<札幌ドーム 14時00分>
ロッテ(二木康太)- ソフトバンク(二保旭)
<ZOZOマリン 17時00分>
オリックス(張奕)- 西武(内海哲也)
<京セラD大阪 14時00分>
【セ・リーグ】
ヤクルト(マット・クック)- 阪神(西勇輝)
<神宮 18時00分>
中日(ヤリエル・ロドリゲス)- DeNA(阪口皓亮)
<ナゴヤドーム 14時00分>
広島(大瀬良大地)- 巨人(畠世周)
<マツダスタジアム 18時00分>