西武・多和田真三郎

◆ ヒゲを蓄え復活へ一歩

 西武の多和田真三郎投手(27)が23日、ファーム本拠地のCAR3219フィールド(カーミニークフィールド)で行われた巨人とのファーム公式戦に先発登板。今季のNPB公式戦初登板は、6回(107球)を投げて、12安打、5失点という内容だった。

 昨年12月に「自律神経失調症」であることを公表し、今季は「契約保留選手」の扱いで開幕を迎えた右腕。春先からチームを離れて療養を続けるなか、症状の改善が見られたことから、7月30日にようやく支配下選手契約を結んだ。

 以後、プロアマ交流戦での登板はあったものの、対NPBはこの日が今季初登板。髪が伸び、髭を蓄えた姿でマウンドへ上がり、完全復活へ向けて大きな一歩を踏み出した。

 初回は先頭の加藤脩平に右安打を許しながら、後続を打ち取りゼロで切り抜けたものの、2回はバックのエラーも絡んで無死一・二塁のピンチを迎え、高卒ルーキーの7番・伊藤海斗に適時打。3回は連打で無死一・三塁として3番・田中俊太に右翼越え3ランを浴び、続く4回は2番・湯浅大に5失点目となる適時打を許した。

 この日は甘く入ったボールを巨人打線にことごとく叩かれて被安打12。3回と4回は2イニング連続4連打を浴びる苦しいマウンドとなった。

 それでも、5回は打者3人で切り抜けると、グラウンド整備を挟んだ6回も続投。わずか9球でこの日初めての三者凡退に打ち取り、スコアボードにゼロを刻んだ。

 イニング間にはバッテリーを組んだ3年目・齊藤誠人と言葉を交わしながらの6イニング・107球。2018年の最多勝投手が復活へ向けて大きな一歩を踏み出した。

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この記事を書いたのは

藤田皓己

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