2020.08.27 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 4 | 終了 | 2 | オリックス・バファローズ |
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約2年ぶりの先発白星でチームの連敗もストップ
楽天の松井裕樹投手が27日、楽天生命パークで行われたロッテ戦に先発し、7回を投げて105球、被安打1、与四死球5の無失点という内容で今季初白星を手にした。
前回登板で今季最長の6回を投げ抜いた松井は初回、先頭の福田秀平を空振り三振に仕留めるも、連続四球で一死一二塁としてしまう。それでも4番・安田尚憲を投ゴロ、5番・井上晴哉を二飛に打ち取りピンチを切り抜けた。
3回には先頭の9番・藤岡裕大に初ヒットを許し、犠打と死球で再び一死一二塁とするが、3番・マーティン、4番・安田を連続三振に切ってとった。すると直後の3回裏にロメロの3ランと足立祐一の適時打三塁打で4点を、4回にも3点の援護をもらった。
大量リードを得た松井は四球を許しながらもヒットを打たれることなくアウトを積み重ね、最終イニングとなった7回は三者連続三振。打線はその後も7回に2点、8回に6点を加えて最終的には15-0で大勝し、連敗を「4」でストップさせた。
先発として約2年ぶりの勝利を手にした松井は「序盤からリズムが悪かったけどピンチで粘れたのが良かった」と振り返り、「リズムの悪いピッチングでも援護点をくれたので気持よく投げることができました」と攻撃陣の大量援護に感謝。三木監督は「松井らしいボールもあったし、課題もあるが、勝ちがひとつ付いたことは良かった」と評価し、今後の更なる活躍に期待を寄せた。