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ロッテ・大嶺がマリンのマウンドに帰ってくる「やってきたことを全て出すだけ」

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ロッテ・大嶺祐太

久々のマウンド


 ロッテの大嶺祐太が、ZOZOマリンの先発マウンドに帰ってくる。

 大嶺は06年高校生ドラフト1巡目でマリーンズに入団し、プロ2年目の08年にプロ初勝利、15年には自己最多のシーズン8勝をマークした。16年以降は先発での登板が減少し、17年は20試合に登板したが全てリリーフでの登板だった。

 昨年1月17日に『右肘内側側副靭帯再建術および鏡視下滑膜切除術』を受け、今季から育成選手となり背番号は“126”となった。今季はイースタン・リーグで8試合に登板し、4勝1敗、防御率2.84の成績を残し、再び支配下選手登録を掴んだ大嶺祐太。

 いよいよ9月1日の西武戦で、16年5月8日オリックス戦(ZOZOマリン)以来となる真っさらな先発マウンドにあがる。

 大嶺は「これまで支えてくれた全ての人への感謝の気持ちを持ってマウンドに向かいたいと思います。ここまでやってきたことを全て出すだけです」と決意を述べた。

昨季は一、二軍登板なし


 昨年は1月にトミー・ジョン手術を受け、昨季は一、二軍で1度も登板がなかった。復帰まで全治12カ月の大きな怪我。気が滅入ってしまいそうだが、前向きにリハビリに取り組んだ。

 「どんなことがあっても前向きに取り組んでいこうというのは、手術する前から思っていました。状態によっては良い日もあれば、悪い日もありました。なるべく悪くてもいいように捉えるような形でやっていこうとずっと思っていました」。

 「また、手術してから悪くなるということは絶対にないと、自分のなかで思っていました。そういう変な気持ちにはならなかったです。あとは上にあがっていくしかないという気持ちばかりを考えていました」。

 「リハビリはキツかったといえば、キツかったですけど、そんなに光が見えないというわけではなかったです。やりがいを感じながらできました。今(2019年11月)もそうなんですけど、トレーニングすることはできるので、それに関しては苦じゃないです」。

 ロッテ浦和球場でリハビリをしているときも、辛いそぶりを見せることなく、トレーニングしている姿が印象的だった。11月にロッテ浦和球場で行われた秋季練習では、ブルペンでの投げ込みの際、スピードガンを計測し、小野晋吾二軍投手コーチから「1キロずつあがっているよ」と伝えられ、険しい表情でボールを投げ込むなかで、ほんの一瞬だけニコッとした姿を今でも忘れられない。

 大嶺は「自分のボールをここ何年か投げられていなかったので、それさえ投げられれば、どうにかなるんじゃないかなと思っています」と昨年11月に話していたが、支配下選手復帰を果たした現在は「ストレートがいい状態でスピードが戻ってきているという手ごたえがあります。ストレートで押す投球でチームの勝利に貢献できればと思っています」と手応えを掴む。

 先発での白星は16年4月2日のオリックス戦(京セラD大阪)、6回、被安打4、2失点が最後となっている。それ以来の先発での白星を目指し、背番号“64”は感謝の思いを持ってマリンのマウンドに上がる。

文=岩下雄太
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