2020.09.11 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 4 | 終了 | 2 | 埼玉西武ライオンズ |
PayPayドーム |
助っ人たちが躍動
ソフトバンクが助っ人外国人選手の活躍もあり、西武相手に4-2で快勝し、4連勝を飾った。
仙台で楽天を3タテし勢いに乗る首位・ソフトバンクは、今季のデビュー戦で西武に4回6失点でKOされたマット・ムーアが先発。その西武打線相手に初回、3つのアウトすべてを三振で奪うと、続く2回も2つの三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せた。
すると打線が3回、一死三塁から1番・周東佑京の適時打で先制。さらに周東が二盗、三盗と決めて再び一死三塁とし、中村晃の中犠飛で加点した。2点の援護を受けたムーアは直後の4回表、併殺崩れで残した走者を置いて西武のエルネスト・メヒアに2ランを被弾してリードを失ったが、帰ってきた主砲の一発で再びリードを奪う。
4回裏、先頭のアルフレド・デスパイネが西武の先発・ニールの高めに浮いたチェンジアップをレフトへ運んですぐさま勝ち越し。工藤公康監督も「欲しい1点だった」と振り返った価値ある一発が結果的に決勝点となった。
デスパイネは1点差の8回にも相手のミスで出塁した中村を二塁に置いて適時打を放つなど、3安打猛打賞の活躍で4番の働き。先発のムーアも4回以降は四球による走者を一人許しただけで移籍後最長となる7回を投げて、100球、3安打、9奪三振と好投し、西武相手にリベンジ達成。今季の2勝目を手にした。
チームは4連勝で首位をキープし、翌日に控える「鷹の祭典」の“前夜祭”を最高の形でモノにした。