オリックスの本拠地京セラD大阪

◆ ファーム上がりの選手たちが躍動も…

 オリックスは20日、一軍に昇格させたばかりの太田椋(19)や宜保翔(19)らが活躍してリードを奪ったが、終盤に逆転を許して敗戦を喫した。

 オリックスは18日と19日の“タマスタ”同様、宜保を「2番・遊撃手」で、太田を「3番・二塁手」でスタメン起用し、10代のふたりで二遊間を形成。さらにセンターには西浦颯大(21)を起用し、近未来のセンターラインの実現に試合前からファンの期待は高まっていた。

 そんな期待に応えるかのように初回、太田がレフト5階席に飛び込む3号特大ソロでオリックスが先制。さらに3回には、二死一塁から宜保が適時二塁打を左中間に放ち、4回には一足先に昇格していたモヤの4号ソロ、そして初回と5回にスーパーファインプレーを見せた西浦が5回の裏、ライトへ1号ソロを放ち、西武先発の松本航から4点を奪った。

 オリックス先発のアルバースが6回に山川穂高に22号2ランを浴びるが、それまでピンチを招いても要所を締めるピッチングで、6回を86球、7安打、2失点の内容で、勝利投手の権利を持ったまま降板。「西浦の2つのファインプレーや、(吉田)正尚がホームで刺してくれたこともそうだし、若月もいいリードをしてくれて、ディフェンスで3~4点くらい防いでくれた」とバックの活躍に感謝し、チームの勝利を祈った。

 しかし、この日は外国人枠の関係でベンチからヒギンスを外しており、澤田圭佑も離脱。7回は漆原大晟と山田修義、8回は回跨ぎ山田と吉田凌で継投するが、吉田凌が二死満塁のピンチから、森友哉に走者一掃の逆転適時二塁打を放たれ、逆転負け。オリックスの連勝は2でストップした。

 試合後、中嶋聡監督代行は、昇格即スタメンで活躍した太田と宜保について「あの2人で点取って勝たなきゃいけないんですけど、悔しいですね。勝たせてあげたかったです」とコメント。さらに選手個々についても次のように言及した。

 宜保に関しては「もう少し時間かけた方がいいのかなと思いながら、タイミング的なものが戻ったとしたならば出られる選手。何番を打つのかは分からないんですけど、細かいことから何やら嫌らしい選手にならなきゃいけない。強く振れることは確か。これからは頭を使ってそういうこともやっていくことを覚えていかなきゃいけない。嫌らしさが欲しい」とさらなる高みを期待した。

 また、西浦についても「(西浦の「守備もホームランもありましたし、あれは価値ある守備でした。あいつは本当にもう…ホントは出来たんだろうな、クソッ!」と西浦のまだ引き出されてない潜在能力について思わず本音を吐露していた。3連勝は出来なかったが、京セラドームにファームの本拠地、舞洲旋風が吹き荒れたのは事実。この希望しかないメンバーで残りのシーズンを戦っていく。

取材・文=どら増田

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どら増田

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