ヤンキースからFAとなっている田中

◆ 我慢の投球、試合は6-6の同点で後半戦へ

 ヤンキースの田中将大投手(31)が現地時間9月30日(日本時間10月1日)、敵地で行われているインディアンスとのワイルドカードシリーズ(2戦先勝・最大3試合制)第2戦に先発登板。打線の援護を受けたが悪天候にも苦しめられ、5回途中6失点で降板した。

 ヤンキースの先勝で迎えた第2戦。降雨予報のため試合は予定の43分遅れでプレーボールしたが、開始後に雨脚が強まった。田中は初回、先頭のリンドアを遊ゴロに退けたが、続く2番・ヘルナンデス、3番・ラミレスに連続二塁打を浴び失点。先制された直後に試合は中断した。

 33分後、一死二塁の場面から試合再開。田中は4番・サンタナを右飛に退け2つ目のアウトを奪ったが、5番・レイエスを歩かせ二死一、二塁としたあと、前日の第1戦で4打数4安打を記録していた6番・ネイラーに、右中間を真っ二つに破られる2点適時二塁打を浴びた。続くペレスにも痛烈な左前適時打を許し4失点目。初回だけで4本の長短打を集中された。

 直後の2回表、ヤンキースは5番・スタントンが、2戦連発となる右越えソロを放ち反撃開始。4回には、田中と同じく開始遅延と雨天中断に苦しんだインディアンス先発・カラスコから無死満塁の好機を作り、6番・ウルシェラがカラスコをリリーフした2番手・カリンチャクから、逆転となるグランドスラムを放った。

 田中は2回以降、持ち前の修正力を発揮。3回は先頭打者に四球を与えたが後続を落ち着いて3人斬り。逆転してもらった直後の4回は、セーフティーバントを狙った9番・デシールズの投ゴロを華麗なグラブトスで処理した。

 6-4と2点リードの5回、先頭のリンドアに右翼線二塁打を許すと、続くヘルナンデスに四球を与え降板。無死一、二塁でリリーフした2番手・グリーンが続くラミレスに同点となる2点適時二塁打を浴び、田中の登板成績は4回0/3(77球)で5安打6失点、3奪三振3四球となった。

 試合は6-6の同点で後半戦に突入。ヤンキースが勝利すれば地区シリーズ進出、インディアンスが勝利すれば1勝1敗のタイで決着は第3戦にもつれ込む。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む