● 楽天 1 - 4 ソフトバンク ○
<21回戦・楽天生命パーク>
逆転勝ちのソフトバンクは首位キープ。楽天は2カード連続の負け越しで勝率5割へ逆戻りとなった。
楽天は先発の岸が、6回1安打無失点と好投。打線は4回、4番に入った島内が8号ソロを右翼席へ運び、1点リードで終盤を迎えた。楽天は7回から、2番手として今季ここまで先発登板を続けてきた松井をリリーフとして投入。しかし左腕は、先頭の4番・グラシアルに四球を与えると、一死後、6番・栗原に同点となる適時二塁打を浴びた。さらに一死三塁で、続く甲斐にはスクイズを決められ逆転。一気に試合をひっくり返された。
8回には3番手・牧田が3点目を失うと、9回にはD.J.ジョンソンが移籍後初失点となるソロ被弾。楽天はリリーフした3投手がいずれも失点し、逆転を許した松井は今季4敗目(3勝)を喫した。
打線は1点を追う7回、先頭の6番・銀次が四球で出塁し、続く代打・藤田にスリーバントを命じるも失敗。一死後、今度は代走の辰己が牽制に誘い出され憤死するなど、拙攻が続き5回以降は得点できなかった。