完封チャンスも無理はせず！？

　西武が苦手とする日本ハム・上沢直之を攻略。先発・髙橋光成も8回132球無失点と好投し、チームに白星をもたらした。

　西武は今季、上沢相手に3戦3敗と良いところがなかったが、初回に一死満塁から栗山巧の犠飛で先制すると、3回、4回、5回、6回は先頭打者が出塁。4回以外はいずれも犠打で走者を得点圏に送り、二死からの適時打でコツコツと得点を重ねた。

　投げては、先発の髙橋光成が日本ハム打線を散発4安打に抑え込み、8回無失点と好投。完封の可能性も残されていたが、8回までに132球を投じていたこともあり、自ら降板を申し出て交代。9回はギャレットが走者を出しながらも無失点に抑えて西武が快勝し、髙橋光が今季7勝目を手にした。

　チームは3位楽天とのゲーム差を再び「0.5」とし、7月末以来となる5割復帰まであと1勝とした。