前日に続き、隔離期間終了で復帰へ前進
ロッテは16日、新型コロナウイルス陽性と判定されていた角中勝也選手(33)・藤岡裕大選手(27)・菅野剛士選手(27)と、濃厚接触者と判定されていた東妻勇輔投手(24)・山本大貴投手(24)の計5名が浦和球場での二軍本隊の練習に合流したことを発表した。
1974年以来、46年ぶりとなる「リーグ1位での優勝」を目指して奮闘を見せているロッテ。しかし、そんなチームに襲い掛かったのが“見えない敵”だった。
10月4日に岩下大輝投手(24)が陽性判定を受けたことを皮切りに、10人以上の選手・スタッフの新型コロナウイルス陽性が判明。その濃厚接触者も含め、熾烈な優勝争いを繰り広げる中で大規模な選手の入れ替えを余儀なくされた。
それでも、15日には岩下のほか、荻野貴司選手(34)や鳥谷敬選手(39)ら5名が隔離期間を終えてファームに合流。徐々に選手たちが戻り始めている。
また、多くの選手はファームで再調整を経ての一軍合流を目指すが、和田康士朗選手(21)は隔離期間を終えてすぐにZOZOマリンの一軍本隊に合流。10月に入って特に打線が苦しんでいるだけに、少ないチャンスを得点につなげる韋駄天の存在はチームにとって不可欠。早期の復帰と大暴れに期待がかかる。