ソフトバンクの周東=ペイペイドーム

◆ けん制の間に二塁を陥れる!

 ソフトバンクのスピードスター・周東佑京選手が、日本タイ記録となる11試合連続での盗塁を成功させ、月間の盗塁数も「21」に伸ばした。

 3年ぶりのリーグ制覇から一夜明け、28日に行われたロッテ戦に「1番・遊撃」で先発出場した周東は、0-0で迎えた3回裏の二死一塁という状況で果敢にスタート。ロッテの先発・チェンのけん制球にかかったが、帰塁することなく二塁を目指して加速し、一塁手からボールが転送される間に二塁を陥れた。

 後続の川島慶三は打ち取られ、先制のホームを踏むことはできなかったが、福本豊氏が1971年と74年に残した11試合連続盗塁の日本記録に並び、46年ぶりの記録更新に王手をかけた。

 その後、出塁の機会はなく、自身の盗塁数を「47」から伸ばすことはできなかったが、チームは3連勝。あすのロッテ戦での新記録樹立に期待がかかる。

もっと読む