イースタン王者の楽天とファーム選手権で激突
ソフトバンクの二軍が29日、2年連続13度目のウエスタン・リーグ優勝を決めた。
ウエスタンリーグ連覇の優勝マジックを「1」としていたソフトバンクは29日、舞洲でオリックスと対戦。試合中にマジック対象チームの中日が阪神に敗れ、優勝が決定した。
ソフトバンクはこの日の試合も、ウエスタンリーグで本塁打と打点の2部門でトップに立つリチャードが2本塁打4打点の活躍を見せて9-4で勝利。リーグ連覇に白星で華を添えた。
また、リチャードは12本塁打、44打点とし、いずれの部門でも2位につけている広島の林晃汰に、それぞぞれ「3本」差、「6打点」差として残り3試合を迎えることに。ウエスタンの2冠王をほぼ手中に収めた。
イースタンリーグではすでに楽天がリーグ制覇を決めており、11月7日(土)に宮崎で行われるファーム選手権は2年連続で同一カードとなった。昨年はソフトバンクが6-3で勝利しており、2年連続5度目のファーム日本一を目指す。
▼ 小川一夫二軍監督 コメント
今シーズンは、先ず野球が出来る事に感謝してのスタートでした。
医療従事者の皆様、そしてNPBや球団他関係者の皆様のご尽力に、心より感謝申し上げます。
二軍は、一軍へ戦力を送り込む事が仕事(役割)ですが、選手は失敗を経験して成功体験を数多く積み上げ、チームの勝利に結び付ける事が出来ました。
優勝争いのプレッシャーを経験出来た事は、メンタル面の成長に繋がりましたので、一軍昇格時に役立つと信じています。
ファンの皆様の応援も若い選手たちの力になりました。
ファーム選手権を制して日本一を目指しますので、ファンの皆様には引き続き応援の程宜しくお願い致します。
なお、ホーム最終戦となる11月1日(日)には、本拠地のタマホームスタジアム筑後において、試合開始前に「2020年度 ウエスタン・リーグ優勝セレモニー」を行うことも発表されている。