ニュース 2020.11.04. 11:30

西武に並ばれた2位・ロッテ 残り5試合全力で勝利を!

無断転載禁止
昨季2位のロッテ=ZOZOマリン(C) Kyodo News

西武に並ばれる…


 ロッテは3点リードを守れずソフトバンクに逆転負け。西武が5位・日本ハムに勝利したため、57勝55敗3分で同率の2位に並ばれた。仮に同率2位のままシーズンを終えれば、ロッテは西武に8勝15敗と負け越しており、西武がクライマックス・シリーズに進むことになる。ロッテがCSに進出するためには、西武を上回ってシーズンを終えなければならない。

 残り5試合ロッテは現在3連戦中のソフトバンクと2試合と対戦した後、7日(土)に17勝5敗1分と大きく勝ち越しているオリックス、8日(日)に2位を争う西武と直接対決、13勝10敗と勝ち越す日本ハムと9日(月)に対戦しシーズンを終える。いずれも本拠地・ZOZOマリンスタジアムでのゲームだ。

 4日は前回対戦で8回4安打無失点に抑え込まれ、10月6日の西武戦から4試合連続自責点0の千賀滉大と対戦となる。前回の対戦に加え、10月のチーム月間打率.208、65得点で、11月も2試合を終えてチーム打率.169の打線ということを考えれば、何度も言っているように1点勝負の“投手戦”に持ち込むしかない。

 3日の試合は清田育宏の2ランで幸先よく先制し、4回には藤岡裕大のソロで3点リードする展開に持ち込んだが、6回に4点を失い逆転負けを喫した。先制し、試合中盤に追加点を奪う理想的な形だったが、投手陣がリードを守りきれなかった。開幕から投手陣は何度もチームのピンチを救い、勝利に導いてきており、責めることはできない。ただ、打線に元気がない現状、苦しくなるが3日のソフトバンク戦のように先制し少ないリードを投手陣で守りきっていく形で勝利していくしかない。

CS出場のチャンス


 昨年は楽天とシーズン終盤の9月に熾烈な3位争いを繰り広げていたが、9月19日の楽天戦に完封負けし4位に後退すると、そこから3位に浮上することなくシーズンを終えた。シーズン最終戦となった9月24日の西武戦では、勝てばCS進出の可能性もあったが、試合に敗れCS進出を逃し、目の前で西武の胴上げを見るという屈辱も味わった。

 今季は開幕直後にオリックス戦で同一カード6連戦6連勝するなど8連勝し、好スタートを切るも、7月に10勝16敗と負け越し。7月30日の楽天戦後には借金1となり、荻野貴司、レアード、種市篤暉といった離脱も重なったなかで、8月(16勝8敗2分)と9月(15勝11敗)は月間トップの成績を残し、8月20日〜22日にかけて首位にも立った。10月以降は大きく負け越しているが、ソフトバンクと首位争いを演じるなど、チームの力は着実についてきている。

 打って、走って、選んで繋ぎ得点を奪い、投手陣がそのリードを守っていく。監督、コーチ、選手、スタッフ、ファン全員で57の白星を挙げてきた。チームのピンチを何度も乗り越え積み上げてきたものを、最後の最後に無駄にしてしまっていいのだろうかーー。

 チームの勢いは、ロッテよりも西武が上回っているように見える。そんな中で、西武に並ばれてしまったことは仕方がない。今できることを全力で取り組み、戦う姿勢を見せて欲しい。泣いても笑っても、残りは5試合。振り返ると、3位から日本一を達成した2010年は残り5試合の時点で、日本ハムと並び3位タイだった。日本ハムが先にシーズンを終え、ロッテが残り1試合の時点で同率3位だったが、ロッテは最終戦のオリックス戦に5-4で勝利し3位でCS進出。残り5試合を4勝1敗で終えている。

 そして昨年は、最後ホーム・ZOZOマリンスタジアムで敗れ、CS進出することができず悔し涙を流した。今年は46年ぶりのリーグ1位での優勝は叶わなかったが、CSに出場するチャンスはある。近年は負け越すシーズンが続く中で、シーズンを勝ち越し、CS出場できれば来年以降に繋がっていくはずだ。何がなんでも福岡行きの切符を掴みたい。

文=岩下雄太

【PR】千葉ロッテマリーンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

吉井監督体制2年目を迎えるロッテ。"令和の怪物"佐々木朗希がエースとしてフル回転し、チームを悲願のリーグ制覇へ導けるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西