コロナ禍での来日8年目「皆さんに希望を」
オリックスは8日、ブランドン・ディクソン投手(36)がアメリカに帰国したことを発表した。
来日8年目の今季は開幕から守護神を任され、キャリアハイの39試合に登板し0勝4敗16セーブ、防御率3.28をマーク。「今年はコロナ禍で通常より長いシーズンとなりました。それは、自分だけでなく、野球選手だけではなく、世界中の人がそれぞれ大変な思いをしたということだと思います」と異例のシーズンを振り返った。
続けて「自分はプロ野球選手として何か皆さんに希望を与えられないかという思いを持ちながらプレーしました。チームは残念な結果に終わりましたが、誰も最後のアウトまで諦めませんでした」と、2年連続最下位に沈んだチームの思いを代弁しつつ、「今年のこの色々な思いを来年に繋げていきたいと思います。素晴らしい未来が来ますように」とコメントした。
ディクソンは2013年からオリックスでプレーし、今季が球団の歴代助っ人投手で最長となる8年目。来日初年度から5年連続で130イニング以上を消化するなど、加入当初は先発ローテの一角として活躍し、昨季からブルペンに配置転換されていた。