どちらも過半数以上の票を集めて受賞
スポーツ・チャンネルの「DAZN(ダゾーン)」は13日、ファンの投票によって決定する「年間最優秀バッテリー賞」を発表した。
セ・リーグからは、64年ぶりの球団新記録となる45イニング連続無失点を記録した、大野雄大投手と木下拓哉捕手の中日バッテリーで、全体の過半数以上にあたる「56.1%」の得票率を得た。この2人がコンビを組んだ試合の防御率は、驚異の「1.22」。リーグ屈指の安定感を誇った。
▼ セ・リーグ最終結果
25.5% = 菅野智之-大城卓三(巨人)
18.4% = 西 勇輝-梅野隆太郎(阪神)
一方のパ・リーグは、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手タイトル三冠を達成したソフトバンクの千賀滉大と、同期入団で同じ育成出身の甲斐拓也捕手のバッテリー。こちらも「51.6%」と、全体の半数を超える得票率を得て選出された。この2人のコンビは、14日に開幕するクライマックスシリーズ初戦でも見られるはずだ。
▼ パ・リーグ最終結果
51.6% = 千賀滉大-甲斐拓也(ソフトバンク)
36.6% = 山本由伸-伏見寅威(オリックス)
11.8% = 涌井秀章-太田 光(楽天)
今回のファン投票による結果は、シーズン終了後にスポニチ野球評論家の方々によって決定する「2020 プロ野球最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」の選考委員会に「【ファン】の声」として提出される。