来季の去就は未定
DeNAのネフタリ・ソト選手(31)が19日、出身地のプエルトリコに向けて帰国。今季で2年契約は終わるが、来季以降の去就は未定となっている。
ソトは球団を通じて「今年は新型コロナウイルスの影響で思い通りにいかないシーズンでした。またリーグ優勝を果たすことできませんでした」と難しいシーズンだったと振り返りつつ、「チームは最後まで戦い抜き、良い成績を残せた選手もいたので良かったと思います」とチームメイトの活躍にも言及。最後は日本語で「イツモ、オウエン、アリガトウゴザイマス」とファンに話しかけ、「ファンのみなさんも大変なシーズンとなり、開幕当初は球場に足を運ぶことすらできませんでした。それでもファンのみなさんの応援は届いていましたし、球場に来られるようになってからもたくさんの声援を送っていただき本当に感謝しています!」とメッセージを送った。
今季は114試合に出場して打率.252、25本塁打、78打点という成績に終わり、3年連続の本塁打王とはならなかったが、入団した2018年から2年連続で本塁打王のタイトルを獲得し、ベストナインにも名を連ねた大砲の去就がチームに与える影響は大きい。三浦大輔監督の下で新たなスタートをきる新生ベイスターズの中にその名前を連ねるのか、今オフの動向から目が離せない選手のひとりと言えるだろう。
▼ ソトの年度別主要成績
20年:114試合 打率.252(428-108)25本塁打 78打点 OPS.793
19年:141試合 打率.269(516-139)43本塁打 108打点 OPS.902
18年:107試合 打率.310(416-129)41本塁打 95打点 OPS1.008