ヤクルト・奥川恭伸

ソフトバンク - ヤクルト
<フェニックスリーグ・SOKKENN>

 ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が19日、みやざきフェニックス・リーグのソフトバンク戦(SOKKENNスタジアム)に先発登板。今季最終戦での一軍デビューから中8日で挑んだ実戦登板は、5回(65球)を投げて、被安打6、無四球、5奪三振、2失点という内容で降板した。

 初回は先頭の西田哲朗に2球目のストレートを左翼線に運ばれると、続く2番・髙田知季には右翼越え2ランを被弾。いずれも甘く入った速球を痛打され、わずか4球で2点を失った。

 それでも下位打線と対峙した2回は緩急自在にわずか9球で三者凡退に抑え、3回は1番・西田をフォークで空三振、2番・髙田を内角へのスライダーで一ゴロと、初回に痛打された中堅選手2人を料理。3番・柳町に対しては150キロ超のストレートで追い込み、外角の変化球でこの試合4つ目の三振。3回は11球全てストライクで上位打線を封じた。

 4回は一死から5番・釜元、6番・三森にいずれもストレートを右前に運ばれる連打を許し一三塁のピンチを迎えるも、野村をスライダーで空三振。初球に二盗を決められ二三塁で対した水谷はフルカウントから7球目のフォークで遊ゴロに打ち取り、初回以来のピンチをゼロで切り抜けた。

 5回は先頭の9番・石塚にカウント0-2からスライダーを右前へ運ばれたが、1番・西田のバントに自ら猛チャージをかけて悠々と二塁封殺。続く2番・髙田に対してはスライダー、ストレート、フォークの主要3球種を投げ込み、注文通りの遊ゴロ併殺で片付けた。

 立ち上がりこそ長打2本で失点したものの、2回以降はギアを上げるかのように2イニング連続の三者凡退。5回に入っても150キロオーバーを記録するなど球威の衰えも感じさせず、この日投じた65球のうち55球(84.6%)がストライクと、レギュラーシーズン同様に「四球」から崩れる様子はなし。バント処理のフィールディングも難なくこなし、随所に大器の片鱗を見せた。

 星稜高校から昨秋のドラフト1位で入団した奥川は、ファーム公式戦で7試合(19回)に登板して1勝1敗、防御率1.83をマークし、今季最終戦の11月10日・広島戦(神宮)で一軍初登板。デビュー戦は3回途中9安打5失点で黒星を喫していた。

▼ イニング別投球数
※(カッコ)内はストライク
1回:17球(15球)
2回: 9球( 7球)
3回:11球(11球)
4回:18球(12球)
5回:10球(10球)
合計:65球(55球)

▼ ヤクルト・スタメン
(右)渡邉
(中)山崎
(二)宮本
(左)中山
(捕)古賀
(指)松本
(三)内山
(遊)武岡
先発P.奥川

▼ ソフトバンク・スタメン
(遊)西田
(指)髙田
(左)柳町
(一)リチャード
(中)釜元
(二)三森
(三)野村
(右)水谷
(捕)石塚
先発P.大竹

この記事を書いたのは

藤田皓己

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