ヤクルト・村上宗隆[写真は2020年] (C) Kyodo News

◆ 最高出塁率賞獲得、得点圏打率もリーグ1位!

 セ・リーグは14日にレギュラーシーズンの全日程が終了。ヤクルトの村上宗隆内野手(20)は打率.307、28本塁打、86打点の好成績で3年目のシーズンを終えた。

 今季は全試合で4番を託され、2年連続となる全試合出場を達成。射程圏だった本塁打王と打点王のタイトルには届かなかったが、出塁率.427で初の打撃タイトルとなる最高出塁賞を手にした。

 村上は長打率もリーグ1位の.585をマークしており、高い出塁能力と長打力を生かし、OPS(出塁率+長打率)は超一流レベルの1.012。規定打席到達者でOPS10割超えを達成したのは、両リーグで村上とソフトバンク・柳田悠岐(1.071)の二人だけしかいない。村上は得点圏打率でもリーグ1位の.352を記録。勝負強さという点でも申し分なかった。

 さらに11月5日の阪神戦(甲子園)では、二盗、三盗、本盗を立て続けに決め、プロ野球で41年ぶりとなる“パーフェクトスチール”を達成。シーズン合計で11盗塁を記録するなど、非凡な走塁センスも随所で垣間見せた。

◆ 長打力を維持しながら確実性アップ

 新人王を獲得した2019年は、打率.231、36本塁打、96打点、OPS.814、得点圏打率.252をマーク。今季は試合数が減った影響もあり本塁打数と打点数は減少したが、長打力を維持しながら確実性を上げ、一時は3冠王を狙える位置につけた。

 惜しくも首位打者、本塁打王、打点王には届かなかったが、タイトル争いが白熱し始めた10月に月間自己最多の20四球を記録。11月も8試合で8四球を選び、最後まで強引にならず、じっくり身構える姿勢が印象的だった。

 最高出塁率賞にセ・リーグ唯一のOPS10割超え。主要ランキングすべてで5傑入りし41年ぶりのパーフェクトスチール達成――。チームが最下位のためリーグMVPに選出される可能性は低いが、村上自身の活躍はそれに値するものだった。

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ベースボールキング編集部

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