「心より感謝」
ロッテは30日、澤村拓一投手(32)がFA権の行使を決断したことを発表した。
澤村は佐野日大高から中大を経て、2010年のドラフト1位で巨人に入団。2011年に新人王に輝き、2016年には最多セーブのタイトルを獲得するなどの活躍を見せたが、プロ10年目の昨季は開幕から安定感に欠いた投球が目立ち、シーズン途中のトレードでロッテに電撃移籍していた。
それでも、移籍先のロッテでは別人のような投球を見せ、優勝争いを演じるチームで勝ちパターンに定着。終盤の失速で優勝、日本シリーズ進出は叶わなかったものの、澤村は22試合の登板で防御率1.71という好成績を残している。
迎えたオフ、かねてからの夢だったメジャー挑戦の可能性も報じられていた中、30日についに海外FA権の行使を決断。
「今回は色々な人と話をした中で、おもいきって行使をすることにしました。自分の野球人生なので、悔いのない選択をしたいと思います」。
衝撃の移籍をキッカケに巡ってきた大きなチャンス…。夢への扉をこじ開けることができるか、澤村拓一の新たな挑戦がはじまろうとしている。
澤村拓一・コメント
このたびFA権を
行使することになりました。
権利をとるにあたって、
これまで数多くの人に恵まれて
支えてもらって
この権利を獲ることができました。
心より感謝をしています。
今回は色々な人と話をした中で
おもいきって行使を
することにしました。
自分の野球人生なので
悔いのない選択をしたいと思います。