巨人からの同制度利用者は2年連続2人目
巨人は8日、菅野智之投手(31)のポスティング制度を利用した移籍交渉の手続きをアメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)に申請し、受理されたことを発表した。
菅野とMLB球団による契約交渉期間は、アメリカ東部時間の12月8日8時(日本時間12月8日22時)から1月7日17時(日本時間1月8日7時)までとなっている。
巨人は今回のポスティング申請について以下のようにコメント。これまでの球団への貢献度を鑑みて、全面的に支援していく考えを表明している。
「菅野智之投手は2013年の入団から8年間で通算101勝を上げ、その間、4度のリーグ優勝に大きく貢献しました。また、大学卒業から1年間、巨人軍のドラフト指名を待つために浪人生活を送りました。当球団としては、これらの事情を考慮し、海外FA権の取得前にMLB球団の話を直接聞きたいという本人の思いを受け入れました。今後も本人が悔いのない選択をできるよう全面的に支援してまいります」。
巨人では長年に渡ってポスティングシステムの利用を認めていなかったが、山口俊投手が昨年はじめて同制度を利用してMLBへ挑戦しており、2年連続で同制度利用となった。